安倍晋三首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表は10日昼、首相官邸で会談した。現在、与党間で協議を続けている安全保障法制の整備に関し、協議の進展を見守っていくことを確認。4月の統一地方選では、与党として協力して勝利を目指す方針で一致した。
会談では、首相が安保法制について「与党で精力的に協議しているので見守りたい。国会でいろいろ答弁しているが、同じ論点の質問が重なっている」と指摘した。
今後の外交日程を巡っては、首相が「訪米を考えている」と伝えた。具体的な日程などのやりとりはなかったという。首相は4月末からの大型連休中に米国訪問を検討している。