大相撲の東前頭6枚目、安美錦(36)=本名杉野森竜児、青森県出身、伊勢ケ浜部屋=が春場所11日目の18日、右膝の負傷で休場した。10日目の徳勝龍戦で押し倒された際に痛めた。
安美錦は初日から7連勝するなど好調で、10日目まで8勝2敗と星が伸びていた。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「しばらく安静だから再出場はしない。元気だっただけに残念だ」と述べた。
休場は2013年秋場所以来6度目で、11日目に対戦が組まれていた栃煌山は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は、8日目だけ休んだ幕内琴勇輝を含めて6人目となった。〔共同〕