【クアラルンプール=吉田渉】マレーシア警察当局は31日、有力紙「ザ・エッジ」の発行人兼最高経営責任者(CEO)、ホー・カイタット氏を「扇動罪」で逮捕した。同社の弁護士がツイッターを通じて明らかにした。同社傘下のニュースサイトが報道した内容が「事実に反している」と判断したためと現地メディアは伝えた。同サイトの編集者も同じく逮捕された。
同国では新聞の報道は政府が管理しているが、インターネット上の表現の自由は保たれている。ネットのニュースサイトは政府の見解と異なる記事も掲載している。
為替政策で「主要国間の合意維持」 日米財務相が初会談皇太子さま、マレーシア訪問へ 4月中旬 国交60周年GPS捜査の自粛、警察庁指示 幹部「最も厳しい判決」84歳のドライバー、半数が認知機能低下の恐れ 警察庁「遺体は金正男氏」マレーシア警察が確認、方法は非公表警察から児相へ虐待通告、初の5万人超 心理的虐待7割マレーシア首相、国交断絶は否定 対北朝鮮、歩み寄りも北朝鮮の出国禁止「我が国民を人質」 マレーシア首相