中国有人宇宙事業弁公室が14日に明らかにしたところによると、中国宇宙ステーションのコアモジュール「天和」、無人宇宙貨物船「天舟2号」、宇宙応用システムコアモジュールがそれぞれ、有人宇宙事業主管当局による出荷前の評価・審査に順調に合格した。中国新聞網が伝えた。
宇宙ステーション建造任務計画に基づき、中国は今年と来年に11回の飛行任務を実施する。これは3回の宇宙ステーションモジュール打ち上げ、4回の貨物船打ち上げ、4回の有人宇宙船打ち上げで、2022年に宇宙ステーションの軌道上での建造を完了する。中国有人宇宙事業3ステップ発展戦略の3ステップ目の任務目標を達成する。中国宇宙ステーションのコアモジュール「天和」、無人宇宙貨物船「天舟2号」、宇宙応用システムコアモジュールなどの主要システムの出荷前の評価・審査完了は、宇宙ステーションの建造が間もなく任務実施段階に入ることを意味する。
「天和」と「天舟2号」は現在、各種開発、生産、実験を終えている。開発の過程において、技術のコンディションと質がコントロールされ、システム間のインターフェースがスムーズにマッチングし、リスク認知及び制御措置が効果を発揮した。各種機能、性能がプロジェクト全体の目標に達した。宇宙応用システムコアモジュールは完成品の開発を完了し、技術のコンディションがコントロールされ、システム間のインターフェースがスムーズで、科学実験の地上研究とマッチング実験が順調だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年1月15日