自民党女性活躍推進本部は13日、「働き方」に関する部会を開き、政府が6月にもまとめる経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)に向けた提言に、党所属の女性議員数の数値目標を盛り込むことを決めた。2020年などと期限を区切った上で、党所属議員全体に占める割合を目標に掲げる方針だ。女性議員を増やすための行動計画も同時に策定する。
政府は指導的地位に占める女性の割合を20年までに3割とする目標を掲げるが、自民党議員に占める女性の割合は現在、衆院が9%、参院が14%にとどまる。地方議員はさらに少なく、統一地方選で改選のあった41道府県議でみると自民党議員1153人中37人と3%にすぎない。