【グラスゴー(英国)=共同】体操のリオデジャネイロ五輪予選を兼ねる世界選手権第4日は26日、英国のグラスゴーで男子予選が終了し、団体総合で25日に演技した日本は6種目合計358.884点の首位で、37年ぶりの頂点を目指す28日(日本時間29日未明)の決勝へ進んだ。7連覇を狙う中国が2位、英国が3位で続き、予選通過の8位までが同五輪の出場権を獲得した。
個人総合は6連覇が懸かる内村航平(コナミスポーツク)が90.564点でトップとなり、オレグ・ベルニアエフ(ウクライナ)が90.131点の2位、初代表の萱和磨(順大)が88.431点の8位で決勝に進出した。種目別は内村が鉄棒、白井健三(日体大)が床運動と跳馬、田中佑典(コナミスポーツク)が平行棒、萱があん馬で予選を突破した。
決勝は個人総合が24人、種目別が各8人で争い、団体も含めて予選の得点は持ち越さない。
26日は団体総合決勝を翌日(同28日未明)に控える日本女子が最終調整した。男子は白井が軽めに練習し、予選で首を痛めた内村は休養した。