JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」
JR九州は、熊本地震のため運休した観光列車をゴールデンウィーク(GW)から相次いで再開する。一部の列車はルート変更などで運転するが、九州の観光ににぎわいを取り戻す一助にしたい考えだ。
特集:テツの広場
特集:熊本地震 ライフライン情報など
JR九州の観光列車は豪華寝台列車「ななつ星」をふくめ11種類。いまは熊本駅を発着する6種類の運転を見合わせている。
「ななつ星」は5月7日の1泊2日コースから再開する。阿蘇での朝食や観光が目玉だったが、通らないルートに変える。「あそぼーい!」(熊本―宮地)は阿蘇を離れ、博多―門司港間で5月3~8日(6日をのぞく)に1日1往復、臨時運転する。
「A列車で行こう」(熊本―三角)、「SL人吉」(熊本―人吉)、「いさぶろう・しんぺい」(熊本―吉松)は29日から再開。一方、九州横断特急(別府―熊本)は引き続き運転を見合わせる。(角田要)