大阪府和泉市は10日、市内2カ所の投票所で選挙区と比例代表の投票用紙を間違えて有権者53人に渡し、計92票が無効になったと発表した。職員が同日朝の準備の際、選挙区と比例代表の投票用紙を入れ間違えてセットしたという。
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和泉市選管によると、小田町公民館で午前7時の投票開始直後、職員が比例代表の投票用紙を渡す際、14人に選挙区の用紙を交付した。ミスに気づいた公民館から連絡を受けた市選管が市内58カ所の全投票所に緊急連絡。しかし、信太小学校体育館でも選挙区と比例区の投票用紙を間違えて39人に渡し、78票が無効になっていたという。市選管の得津暢秀(とくつのぶひで)事務局長は「深くおわびします」との談話を出した。