71回目の終戦の日を15日に迎える。政府主催の全国戦没者追悼式は正午前から、東京都千代田区の日本武道館で行われる。全国の遺族約5600人や天皇、皇后両陛下、安倍晋三首相らが列席。全国各地でも追悼行事があり、国内外で約310万人にも上った戦没者を悼み、平和を誓う。
全国戦没者追悼式では1分間の黙禱(もくとう)を捧げ、天皇陛下が「おことば」を述べる。参列を予定する遺族のうち、戦後生まれが昨年に続いて2割を超える予定だ。戦争の記憶を次世代に引き継ぐため、今回初めて18歳未満の遺族14人が献花者に花を渡す役を務める。(久永隆一)