18番、バーディーパットを沈めた長野未祈=時事
国内メジャー第3戦の日本女子オープン(栃木・烏山城CC二の丸・三の丸 6506ヤード=パー71 朝日新聞社後援)は1日、第3ラウンドがあり、アマチュアの15歳、長野未祈(みのり、千葉・麗沢高1年)が4バーディー、3ボギーでスコアを一つ伸ばし、通算5アンダーで単独首位に立った。国内メジャー大会で、アマが単独首位で最終ラウンドに進むのは史上初。アマ初の国内メジャー大会制覇と、1989年JLPGAレディーボーデン杯を制した平瀬真由美が持つ最年少優勝記録(20歳27日)の更新を目指す。
2打差の2位で柏原明日架と堀琴音が追い、4打差の5位にはアマチュアの畑岡奈紗(なさ、茨城・ルネサンス高3年)が入った。世界ランキング3位のチョン・インジ(韓)はこの日のベストスコア5アンダーで回り、43位から11位に急浮上した。鈴木愛は13位、笠りつ子は26位、宮里美香は31位。
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〈2位の堀〉18番で池に落とし、2位後退。「頭が真っ白になった。(同組の)長野さんは高校1年なのにプロみたいなアプローチをしていた」
〈5位の畑岡〉前半4バーディーを奪うも、後半3連続ボギーで失速。「もったいなかった。でも私は追いかける方が好きなので、上だけを見て頑張る」