米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はこのほど個人資産が1850億ドル(1ドルは約103.9円)に上り、アマゾンのジェフ・ベゾスCEOを抜いて世界一の富豪になった。テスラの株価は4.5%値上がりし、アマゾン株は1.8%値上がりした。海外網が伝えた。
米CNNのビジネスチャンネルが7日に伝えたところでは、テスラ株はこの日の早い時間に5%以上値上がりし、800ドルの歴史的な高水準に迫ったという。ブルームバーグ社は、「マスク氏は資産額が1885億ドルに増加し、15億ドルの差でベゾス氏を押さえ、ベゾス氏が2017年から4年間続いた世界一の富豪の座に取って代わった」と指摘した。
現在49歳のマスク氏の資産は2020年にロケットのような勢いで急増した。同年初頭は270億ドルで、ランキングの50位以内に入るだけだったが、企業利益が好調を続けたこと、さらにS&P500種指数に組み入れられたことやウォール街の投資家に高く評価されたことから、テスラの株価は20年に前年比743%と急上昇し、マスク氏は資産の増加ペースがおそらくこれまでで最も速い人物になった。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年1月8日