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ドラ鈴木、心震えた凱旋勝利 4年目右腕が4勝目

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-6-28 7:19:47  点击:  切换到繁體中文

 

写真・図版


中日の鈴木翔太


(27日、中日3―1阪神)


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大歓声を受けると、中日の鈴木は思わず感極まった。家族や友人が見守る地元・浜松での凱旋(がいせん)登板を3試合ぶりの勝利で飾った。高校時代に慣れ親しみ、3年前に中継ぎとしてプロデビューを飾った思い出のマウンド。「何とか浜松では勝ちたかった。個人的にも結果を残さないといけないと思っていた。少しは成長した姿を見せられたかな」


毎回走者を出した。5四球と荒れた。ともに先頭を出した三、五回は三塁まで走者を許した。それでも、「走者をかえさないことだけを考えた」。持ち味の粘りで、ピンチをしのいだ。


だが、七回、二塁打と四球で1死一、二塁とされて交代を告げられた。「七回も、行ったからにはきっちり3人で三つアウトを取らないと」。被安打3の1失点に、悔しさも残った。


静岡・聖隷クリストファー高からドラフト1位で入団した4年目右腕。度重なるけがを乗り越え、今季やっとプロ初勝利を挙げた。


これまで3勝3敗。競争が激しい先発ローテーションの生き残りをかけて、今が踏ん張りどころだ。好不調の波が激しく、森監督は「良い鈴木君」と「悪い鈴木君」と表現する。この日は、「浜松で特にいい投球もしたけど、『もう一人の鈴木』もいた気がする」。


鈴木は言う。「また来年も浜松に帰ってきて、一回り大きくなった姿を見せたい」。今季の目標の5勝まで、あと一つ。故郷での1勝で弾みをつけたい。(野田枝里子)


○森監督(中) 小刻みな継投で逃げ切る。「鈴木に少しでも多く投げさせたいという気持ちはあるけど、その分ベテランが頑張ってくれた」


○ゲレーロ(中) 両リーグトップの21号本塁打。「完璧に打てた。前の打席から打ち方をうまく修正することができた」




 

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