この夏の大阪大会の準決勝では今春の選抜決勝と同じカードとなり、大阪桐蔭と履正社が戦った=シティ信金スタ(舞洲)、細川卓撮影
大阪府高野連は28日、府代表が2校となる来夏の第100回全国高校野球選手権記念北大阪大会・南大阪大会(朝日新聞社・府高野連主催)の地区割りを発表した。今夏の大阪大会を制した大阪桐蔭(大東市)と今春の選抜大会決勝で同校と対戦した履正社(豊中市)はともに北地区に入る。
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大阪は、189校が一つの夏の甲子園出場権を争う全国屈指の激戦区。出場校が2校となるのは、第80回、第90回の記念大会に続き3回目だ。過去は2回とも、府を南北に分けて大阪大会を開催。第80回は関大一(北)とPL学園(南)、第90回は大阪桐蔭(北)と近大付(南)がそれぞれ甲子園に出場し、100回大会の地区割りが注目されていた。
北地区は大阪桐蔭と履正社がともに入る。南地区は、91回以降、甲子園行きを決めたのはPL学園を含む3校のみだが、近大付をはじめ実力校がひしめく。ともに激戦が予想される。
府高野連は、地区割りについて理事会で議論してきた。浅田建会長は「公平な代表の選び方を考えた。南地区と北地区の5校の差が大きいという意見はなく、変える必要はないと判断した」と話した。(高岡佐也子、荻原千明)
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【北大阪92チーム】
大教大池田、旭、阿武野、池田、池田北、市岡、茨木、大冠、大手前、春日丘、交野、門真なみはや、門真西、北かわち皐が丘、北野、北淀、柴島、香里丘、桜塚、四條畷、渋谷、島本、吹田、成城、摂津、千里、千里青雲、高槻北、槻の木、豊島、刀根山、豊中、寝屋川、野崎、能勢、東淀川、枚方津田、枚方なぎさ、福井、北摂つばさ、牧野、三島、港、箕面東、守口東、山田、緑風冠、茨田、大阪市立、扇町総合、咲くやこの花、桜宮、西、汎愛、東、南
藍野、英真学園、追手門学院、大阪、大阪学院大、大阪国際大和田、大産大付、大阪青凌、大阪電通大、大阪桐蔭、開明、関西大倉、関西創価、関大一、関大北陽、金光大阪、常翔学園、常翔啓光学園、星翔、太成学院大、高槻、大商学園、東海大仰星、同志社香里、箕面学園、箕面自由、履正社、早稲田摂陵
淀商、府大高専、茨木工科、西野田工科、淀川工科、東淀工、都島工、園芸
【南大阪97チーム】
大教大天王寺、阿倍野、生野、泉尾、和泉、泉大津、和泉総合、泉鳥取、今宮、教育センター付、大塚、鳳、貝塚、貝塚南、懐風館、柏原東、勝山、河南、かわち野、岸和田、久米田、高津、金剛、堺上、堺西、堺東、咲洲、佐野、狭山、信太、清水谷、住吉、成美、泉陽、高石、天王寺、登美丘、富田林、長野北、西成、花園、阪南、東住吉、東住吉総合、平野、福泉、藤井寺、布施、松原、三国丘、岬、みどり清朋、美原、八尾、八尾北、八尾翠翔、山本、夕陽丘、りんくう翔南、長野、布施北、長吉、伯太、ビジネスフロンティア、日新、岸和田産、堺
上宮、上宮太子、大阪偕星、大阪学芸、大商大、大商大堺、星光学院、大体大浪商、近大付、近大泉州、興国、金光八尾、精華、清教学園、浪速、初芝立命館、阪南大、東大阪大柏原、明星、桃山学院
住吉商、今宮工科、堺工科、佐野工科、城東工科、藤井寺工科、布施工科、生野工、泉尾工、農芸
(28日現在。池田北と咲洲は、2018年3月で廃校)