日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、内田正人前監督の後任として新監督に内定した元立命大コーチの橋詰功氏が1日、東京都千代田区の日大本部で主将らと会い、今後のチームの方向性や新コーチなどについて話し合った。
関東学連「十分な改善なし」 日大アメフト部、下位降格
同部は前日の関東学生連盟理事会で、来年3月末までの公式試合出場資格停止処分の解除が見送られ、今秋のリーグ戦に参加できないことになった。ミーティングでは、4年生のチーム活動についても話し合ったという。
この日、東京都世田谷区のグラウンド近くに姿をみせた4年生の一人は「今まで僕たちはコーチの指示通りに動いていて、問題後は主体性をもって行動してきた。今後は下級生中心にチームが作られていくと思うけど、4年生がどう関わっていくかは選手全員で話していきたい」と話した。
日大不出場で日程組み直し
悪質タックル問題で日大アメリカンフットボール部への今季公式試合出場資格停止処分を解除しなかった関東学生連盟は1日、関東大学1部リーグ「TOP8」の今季日程を発表した。日大は不戦敗扱いで、残り7校によるリーグ戦に組み直した。9月1日に東京・アミノバイタルフィールドで中大―慶大、早大―日体大の2試合で開幕。11月25日に横浜スタジアムでの3試合が最終節となる。