日本大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、日大が所属する関東学生アメフト連盟は3日、除名処分にした内田正人前監督と井上奨前コーチから異議申し立てが出ていた事実を認め、申立書受領を否定していたことを謝罪した。
関東学連は提出の締め切り翌日の7月31日にあった臨時理事会後の会見で「(異議申し立ては)出ていない」と否定していた。両氏の弁護士から公表を控えてほしいなどの要望があったためだという。関東学連は「謹んでおわびさせていただいた上、訂正させていただきます」とした。
すでに資格剝奪(はくだつ)となった森琢前コーチからも異議申し立てが出ており、今後、関東学連が設けた委員会で対応する。