米国務省は6日、新しく北朝鮮政策特別代表に就任したスティーブン・ビーガン氏が10~15日、韓国と中国、日本を訪問すると発表した。ビーガン氏は各国の担当者と会談して北朝鮮の核問題について協議する予定。
日本の外務省は7日、金杉憲治アジア大洋州局長が同日、ビーガン氏と電話で協議したと発表した。来日時に河野太郎外相や金杉氏との会談を調整しているという。
ビーガン氏は当初、ポンペオ米国務長官と一緒に8月下旬に北朝鮮を訪問する予定だったが、トランプ米大統領の指示で訪朝は中止になっていた。(ワシントン=園田耕司)