岐阜県は19日、岐阜市で18日に見つかった、死んだ野生のイノシシ3頭について県の検査で豚コレラウイルスの陽性反応が確認されたと発表した。今後、国の農研機構動物衛生研究部門で遺伝子検査を実施するとしている。この3頭は、いずれも最初に発生が確認された養豚場から7~9キロ離れた岐阜市北部の公園や畑、道路沿いで見つかり、性別は不明。2頭は子どもだという。
「早期に検査すべきだった」初期対応で県
岐阜市の養豚場で豚(とん)コレラが発生した問題で、岐阜県は18日、豚の異常を認識した当初の対応について、「早期に豚コレラを含む感染症の検査をするべきだった」などとする中間報告をまとめた。現在、監視対象となっている12の養豚場については全頭検査の上、21日から出荷再開を認めることを決めた。
県は8月24日に岐阜市内の養…