ニュージーランド(NZ)のアーダーン首相(38)が24日、ニューヨークの国連総会の関連会合に生後3カ月の長女ニーブ・テアロハちゃんといっしょに出席した。国連はニーブちゃんにも入場を認める身分証を発行。働く女性リーダーの「子連れ出席」を歓迎した。
同国のメディアやロイター通信によると、アーダーン氏はこの日、南アフリカの故ネルソン・マンデラ元大統領の生誕100年を記念する会合に、パートナーでテレビ司会者のクラーク・ゲイフォードさんとともに、ニーブちゃんを連れて出席した。自席を離れて演説をする間は、おしゃぶりを手にしたニーブちゃんを、ゲイフォードさんが抱く姿が見られた。
アーダーン氏は6週間の産休後、8月に職務に復帰。初めて外遊に我が子を連れてきたことについて、「現実的な判断だった。ニーブはNZではほとんどの時間、私のそばにいる」と「自然体」を強調した。同国メディアは「首相の娘が世界の(メディアの)見出しになった」(ラジオニュージーランド電子版)など、好意的に報じている。
アーダーン氏が働く間、育児を…