韓国の7人組男性音楽グループ「BTS」(防弾少年団)のメンバーが、キノコ雲が印刷されたTシャツを着て批判を浴びた事態を受け、BTSの所属事務所関係者が16日、韓国人被爆者が多く住む慶尚南道陜川(キョンサンナムドハプチョン)を訪れ、被爆者らに謝罪した。
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BTS事務所関係者は、被爆者や韓国原爆被害者協会の関係者約20人と面会。協会関係者によれば、BTS側は「意図的ではなかったが、被爆者を傷つけたのであれば心から謝罪したい」と述べたという。
協会関係者は「Tシャツを問題視し、日本が加害者として謝罪するどころか、(日本人が)唯一の被爆者のように振る舞っている」と指摘。「日本政府やメディアはBTSの純粋な活動を妨げないでほしい」と訴えたという。(ソウル=牧野愛博)