名古屋市を練習拠点にする女子ドッジボールチーム「のーてんき」が、北九州市で12月16日に開かれる「全日本女子総合選手権」のシニア部門で大会4連覇を目指している。メンバーは中学1年から24歳の社会人まで11人。チームワークの良さを生かした「全員ドッジ」が持ち味で、選手たちは「絶対、日本一になる」と気合を込める。
日本ドッジボール協会によると、ドッジボールのコートは内野の片面が縦横10メートル、外野が幅3メートル。バレーボールよりひと回り大きいゴム製のボールを使う。女子選手でも球速は80キロを超える。
試合に出場できるのは1チーム8人。1セット5分間で、自陣に残っている選手の多いチームが勝利となる。勝敗のかぎは、相手のアタックをキャッチしたり、パスをカットしたりして、味方の攻撃時間をいかに増やすかにかかっているという。
愛知県内には小学生の競技ドッジボールチームが50団体以上あり、全国でもトップクラス。その経験者らが集まり、2011年に「のーてんき」を結成した。
「全日本女子総合選手権」は、全国の地区予選を勝ち抜いた16チームが出場する。「のーてんき」は、東海地区代表として15年の第2回大会に初めて出場して以来、昨年まで3大会連続で日本一になった。
試合では、全員が大きな声を出…