沖縄県名護市辺野古沿岸部への土砂投入が始まったことを受け、玉城デニー知事が14日、県庁での会見でコメントを述べた。概要は以下の通り。
政府、辺野古沿岸部へ土砂投入を開始 移設反対押し切る
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県の要求を一顧だにすることなく、土砂投入を強行したことに対し、激しい憤りを禁じ得ない。このような行為は県民の強い反発を招き、工事を強行すればするほど、県民の怒りはますます燃え上がるということを認識すべきだ。
数々の違法な行為を行い、法をねじ曲げ、民意をないがしろにし、県の頭越しに工事を進めることは、法治国家そして民主主義国家において決してあってはならない。
国が、地方の声を無視し、法をねじ曲げてでも国策を強行するやり方は、地方自治を破壊する行為であり、本県のみならず、他の国民にも降りかかってくるものと危惧している。
沖縄県民、そして全国の皆様には、このような国のあり方をしっかりと目に焼き付け、心にとどめていただき、法治国家そして民主主義国家としてあるまじき行為を繰り返す国に対し、共に声を上げ、共に行動していただきたい。
現時点ではまだ埋め立て工事全…