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東京医大、理事11人辞任へ 評議員も大半が辞任

東京医大の入試不正問題で、同大は問題発覚後に就任した学長や病院長ら計5人を除く理事11人が21日付で一斉に辞任すると発表した。13日、大学ホームページ(HP)で明らかにした。同大理事会の選出母体である評議員会の評議員も50人のうち48人が辞任するという。


同大では7月の文部科学省の私大支援事業をめぐる汚職事件を受け、当時の理事長と学長が引責辞任。8月には、入試で女子や多浪生が不利になる得点操作をしていたことが発覚した。


大学はHPで「社会の信頼を損ない、受験生らに多大なるご迷惑をおかけした」とし、その一環として、評議員会と理事会の構成の見直しを図った、としている。理事や評議員の選出規定も変更し、女性理事も将来的に理事会構成員の3割程度に引き上げるという。(山下知子)


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