輸送用コンテナを販売するベンチャー企業、カラフルコンテナ(愛知県江南市)が、耐震シェルター「まもルーム」の販売を始めた。海上輸送用コンテナと同じ構造の鋼材を使用。室内に梁(はり)と柱、天井の骨組みをつくり、家屋の倒壊から身を守るようにする。
名城大の研究室や名古屋市の建築事務所と共同で研究開発。既存の家屋を改修し、鋼材の枠組みを室内に持ち込む。シェルターは部屋の大きさに合わせられるが、主に4畳半から8畳を想定している。冨岡万輝(かずき)社長は「古い木造住宅を地震に強い部屋に変えてほしい」。総工費100万円程度から。問い合わせは同社(0587・51・1236)。