世界経済フォーラム(WEF)が18日、今年の男女格差(ジェンダーギャップ)報告書を発表し、日本は149カ国中110位だった。報告を作成した同フォーラムの「ニュー・エコノミー・アンド・ソサエティー・センター」のサーディア・ザヒディ所長に、日本の結果などについて聞いた。
◇
――今回の報告について、日本の結果から見える特徴は何でしょうか。
「順位が昨年の114位から110位に上がっただけでなく、指数自体も改善し、総合的に良くなったという前向きな変化がある」
「経済的機会をはかる五つの項目で格差が縮小している。実行された戦略がある程度、効果を発揮し始めたのだと思う。世界で最も規模の大きい経済圏の一つである日本で、女性の労働参加が進めば、より大きな利益となって戻ってくることは間違いない」
――日本政府とはどのようなや…