日清食品創業者の安藤百福氏が開発し、1958年に世界で初めて発売されたインスタントラーメン。安藤氏と妻の仁子さんをモデルに昨秋から放映されてきたNHKの連続テレビ小説「まんぷく」を見て、食欲をそそられた人も多いはず。日本で生まれた即席麺はいまや世界で年間1千億食分が消費されているという。世界の人たちはどんなインスタントラーメンを食べているのだろう。
今さら聞けない世界
世界で最もインスタントラーメンが好きなのは、やはり日本人――。と思いきや、各国の主要メーカーで組織する「世界ラーメン協会」(会長・安藤宏基日清食品ホールディングス社長)によると、1人当たりの年間消費量でトップは、お隣の韓国。2017年は約73食を食べたといい、約44食の日本を大きく上回ったという。
韓国のラーメンって辛いだけでは? 日本のようにいろんな種類があるの?
急に気になり、コリアンタウンが広がる東京・新大久保に走った。
28日に訪れたのは、韓国の食…