日本で社会問題となっている、ひきこもり。若者以上に中高年者が多いのだと、内閣府が発表しました。日本語の発音のまま英国の辞書にも掲載された「hikikomori」。これは日本ならではの問題なのでしょうか? 国際ニュースを解説「今さら聞けない世界」 内閣府によると、ひきこもりの定義は「仕事や学校などの社会参加を避けて家にいる状態が半年以上続くこと」。英国の有名な辞書である「オックスフォード英語辞典」でも、「日本での、社会的な接触を異常に避ける行為」と意味が紹介されている。 内閣府の29日の発表によると、趣味の用事の時だけ外出する人も含めた「広い意味でのひきこもり」について昨年12月に統計調査をしたところ、40~64歳の1.45%がこれに該当した。全人口に当てはめると推計61万人だった。一方で、2015年度の調査では15~39歳のひきこもりは推計約54万人。単純に合わせると日本の総人口の約1%に相当する、深刻な数字だ。 パンデミックとも言えるレベル 「これは日本だけの問題ではあ… |
世界にも広がるヒキコモリ フランスは「パンデミック」
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