愛知県犬山市の日本モンキーセンターで3日、重箱入りの「おせち」がサルに振る舞われた。1日から6日まで、7種類のサルやゴリラなどにごちそうする。
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3日は、南米の森林に生息するボリビアリスザル。皮をむいてエビのような見た目にしたリンゴや好物のコオロギ、豆など約30種類が入ったおせちをほおばった。来園者は「かわいいね」「虫も食べるんだね」などと話しながら写真を撮っていた。
申(さる)年だった2016年から続くイベントで、飼育員の土性亮賀さんは「お正月という特別な機会に普段食べない物をあげて、生活にメリハリをつけてあげたい」と話した。
イベントは午後1時から。4日はアヌビスヒヒ、5日はフクロテナガザル、6日はチンパンジーとニシローランドゴリラに振る舞われる予定。問い合わせは日本モンキーセンター(0568・61・2327)へ。(申知仁)