2回目の米朝首脳会談が開かれることになったベトナムの首都ハノイでは、旧正月(テト)休み中の市民からトランプ米大統領や金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長を歓迎する声が上がった。
連休も終盤の9日、市内にある北朝鮮大使館は窓が閉じられ、人の出入りも見られなかった。会談に向けた準備や警備の拠点となる大使館があることは、会談の舞台にハノイが選ばれた大きな理由とみられる。
市民は歓迎ムードだ。タクシー運転手の男性(62)は「ベトナムもかつて分断され戦った。北朝鮮と韓国もいつか統一され、平和になると思う」。20代の女性は「トランプ米大統領を見るのが楽しみな人も多いかも」と話した。
北朝鮮は、共産主義を掲げつつ…