埼玉県戸田市で一昨年、生後11カ月の娘を自宅の浴槽に放置して死なせたとして、埼玉県警は15日、父親(33)と母親(36)を重過失致死容疑で書類送検した。捜査関係者への取材でわかった。父親は「ダイエットさせようと思い湯船に浮かべていた。ゲームなどをする時間を作りたかった」などと供述しているという。
捜査関係者によると、両親は2017年1月、戸田市の自宅マンションの浴室で、首に巻くタイプの浮輪をつけて娘を湯船に浮かばせたまま、約1時間半放置し、脱水症状などにさせて死亡させた疑いがある。2人とも容疑を認めているという。