新元号を予想して、31万円分の金券をもらおう――。政府が4月1日に新元号を公表するのを前に、京都市中京区の京都三条会商店街がこんなイベントを始めた。平成31年にちなんだ試みだ。商店街内の店で300円以上の買い物をした人が応募できる。
「代替わりをきっかけに商店街を盛り上げよう」と同商店街振興組合が企画し、約170の店が参加する。買い物の際に渡される用紙に新元号を書き込んで29日までに応募。新元号を的中させた人には、商店街で使える金券31万円分を贈呈する。複数の正解者がいた場合は分けることになる。
商店街の発足は1914(大正3)年。大正、昭和、平成と105年の歴史を持つ老舗商店街だが、「新元号を予想するイベントは今回が初めて」と担当者。正解した人には新元号の発表後、10日以内に連絡するという。(安倍龍太郎)