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米の情報長官、文大統領らと会談 北朝鮮情勢など協議か

米政府の情報機関を統括するコーツ国家情報長官が20日、ソウルで文在寅(ムンジェイン)韓国大統領と会談した。韓国大統領府が発表した。コーツ氏は韓国大統領府の鄭義溶(チョンウィヨン)国家安保室長や韓国の情報機関、国家情報院の徐薫(ソフン)院長らとも会い、北朝鮮情勢などを協議する見通しだ。


大統領府は、文氏とコーツ氏との会談について「韓米の懸案事項について幅広く協議した」とし、詳細についての説明を避けた。


韓国政府は、北朝鮮・東倉里(トンチャンリ)の弾道ミサイル発射場で2月ごろから続く一部施設の復旧の動きに対し、実際にミサイルを発射する兆候はないと分析している。北朝鮮に対話の継続を訴えたい考えだが、南北高官協議を開くめどは立っていないという。


一方、韓国統一省によると、北朝鮮の金星(キムソン)・駐国連大使、池在竜(チジェリョン)・駐中国大使、金衡俊(キムヒョンジュン)・駐ロシア大使が19日に相次いで平壌に戻った。新しい対米戦略を検討するため、招集された可能性がある。3人はいずれも今月、最高人民会議代議員に選出された。(ソウル=牧野愛博)


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