国民民主党の玉木雄一郎代表は10日の記者会見で、7日に投開票された統一地方選の道府県議選について、無所属で戦った人も含めて同党籍を持つ人で集計したところ、177人が立候補したうち135人が当選したと明らかにした。「当選率は76・3%で、2015年の民主党が74・6%だったので、それよりも高い比率となった。厳しい中で、なんとか踏ん張ったのかなという気がする」とアピールした。
一方、議席を増やした立憲民主党との関係については「我が党が減った、立憲が増えたということよりも、旧民主(系の勢力)で足して減っていることが本質的問題だ」と指摘。今回の道府県議選・指定市議選で、両党は計333人が当選したが、前回の民主党(計391人)より、大幅に退潮する結果となっている。