沖縄県北谷(ちゃたん)町で米海軍兵が女性を殺害した後に自殺したとみられる事件で、県議会は26日、事件への抗議決議と意見書を全会一致で可決した。再発防止や遺族への補償、日米地位協定の抜本的な見直しなどを求めている。
抗議決議では、2016年の米軍属による女性殺害事件にも触れ「繰り返された凶悪事件は県民に大きな不安と衝撃を与えた」と指摘。被害女性への接触禁止令が出ていたのに、海軍兵の外出を米軍が許可したことについて「監督責任が問われる」と非難している。
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