13日午前7時半ごろ、沖縄県北谷町桑江のアパートの寝室で、このアパートに住む女性(44)と、米海軍人の男性(32)が血を流して死亡しているのが見つかった。現場に凶器とみられる刃物があったといい、県警などは、男女間のトラブルで米兵が女性を刺した後に自殺したとみている。
県警によると、13日朝、女性の娘が異変に気づき親族に連絡。親族が「トラブルがあるようだ」と110番通報した。警察官が女性宅に入ると、2人は寝室のベッドで倒れており、死亡が確認された。男性は12日夜から女性宅に来ていた。2人が交際していた、と県警はみている。現場に荒らされたり侵入されたりした形跡はないという。
米海兵隊によると、第3海兵師団所属の米海軍人。県警は米軍に身元を照会するなど捜査への協力を求め、米軍も応じている。