「安心と快適」をうたったシニア向け分譲マンションのパンフレット [PR] 高齢者向けのサービスを売りにする「シニア向け分譲マンション」。松江市の宍道(しんじ)湖畔に新築されたマンションの入り口は、閉鎖されたままだ。2016年の完成目前に工事が中止され、施主が破産。老後の資金を投じた高齢者が入居できずにいる。事業者の破綻(はたん)は、従来の高齢者住宅でも問題になっている。 「大きな病院がついているので安心と思ったのに」。松江市のアパートで暮らす女性(68)はパフレットを手に肩を落とした。
宍道湖を見渡せるシニア向け分譲マンション。玄関は今も封鎖されたままだ。建設会社が入居に向けた準備を進めている=2018年11月7日、松江市玉湯町、村上潤治撮影 JR玉造温泉駅近くの11階建てに1~2LDKが45戸。ヘルパーが24時間常駐し、レストランや源泉かけ流しの大浴場……。パンフレットでは「ドクターが考えた理想のマンション」と医師が宣伝していた。 女性は15年7月、約3700… |
シニアマンション破綻、老後が狂った 入居は何度も延期
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