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米携帯電話4位でソフトバンクグループ(SBG)傘下のスプリントと、3位のTモバイルUSの合併計画をめぐり、米連邦通信委員会(FCC)が認める方向となった。合併に向けて一歩前進だが、反トラスト法(独占禁止法) に基づく審査を続ける米司法省はなお慎重な姿勢だ。トランプ政権と野党民主党の対立、中国勢との競争問題もからみ、合併計画の行方は依然不透明だ。 FCCのパイ委員長は20日、スプリントとTモバイルの合併を認める声明を出した。声明では、両社の合併によって5Gの整備を加速したり、通信網が貧弱な過疎地でネット環境を改善したりできる、と指摘。「合併は公益にかなう」として、ほかのFCC委員に計画を認めるよう勧告した。次世代通信規格「5G」の整備を急ぎたいトランプ政権の意向に沿った動きだ。 FCCによると、両社は20日… |
米携帯スプリントの合併、一歩前進 独禁法のハードルも
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