「空飛ぶ首相官邸」と呼ばれる政府専用機の旧型機(ボーイング747型)の貴賓室が24日、報道陣に公開された。首相や天皇、皇后両陛下の海外訪問などに用いられ、ふだんは危機管理上の理由で非公開のエリア。旧型機とはいえ、内部の取材や撮影が許されるのは極めて異例だ。
「空飛ぶ官邸」、不思議な空間 政府専用機の中は?
貴賓室は、1階の最前部にある。鍵がかけられた扉を開けて、カーテンを開くと、正面には42インチの大型モニターが目に入る。世界地図がかけられた部屋には、布張りのソファが二つと机が置かれていた。
机には、いつでも首相官邸とや…