サッカー日本代表は17日(日本時間18日)、招待参加している南米選手権の初戦でチリと対戦し、0―4で敗れた。J1FC東京からスペインの名門レアル・マドリード加入が決まった18歳のMF久保建英(たけふさ)が移籍決定後初めての試合で、日本代表として初先発した。後半にドリブルから惜しいシュートを放ったが、得点は奪えなかった。小学生の時に指導した恩師は「ここは通過点」とさらなる飛躍に期待をかける。
初先発久保は不発 南米選手権、日本は4失点発進
「持ち歩いていたスペイン語の分厚い単語帳は真っ黒でぼろぼろ。『勉強しないと』と、いつも言っていた」。そう懐かしそうに振り返るのは専修大サッカー部監督の高崎康嗣さん(49)だ。久保が9~10歳の時、川崎フロンターレのU12(12歳以下)の監督として指導にあたり、スペインへの憧れを聞いていた。
初めて久保のプレーを目にした…