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電池2本でトライアスロン挑戦 パナのロボ、五輪会場で

パナソニックは28日、単3乾電池2本で動く小型ロボット「エボルタNEOくん」が8月7日、トライアスロンに挑戦すると発表した。来年の東京五輪で実際に同競技が開かれる東京・お台場が舞台。過去の五輪男子の記録を上回る「最速」をめざす。


トライアスロンはスイム(水泳)、バイク(自転車ロードレース)、ラン(長距離走)の3種目を続ける耐久競技。種目ごとに三つのエボルタNEOくんを使い、同じ2本の乾電池だけで完走させる計画だ。


ただ、小型ロボットの身長は約17センチで青年男子の10分の1程度になるため、挑む距離もスイム150メートル、バイク4キロ、ラン1キロと、それぞれ実際の競技の10分の1に縮める。過去の五輪男子では、1時間45分01秒が最速の記録だという。


同社は乾電池の性能をアピールするため、2008年から毎年いろんな挑戦を企画している。(中島嘉克)


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