オランダの調査団体・グローカリティーズが1月23日から3月13日にかけて、中国人2022人を対象に、「信念と価値観」に関するオンライン調査を実施。新型コロナウイルス感染流行を経験した中国の人々の態度や意識に変化が生じていること分かった。例えば、個人主義的な行動に対する許容度が低下し、マナーをより重視したり、秩序だった枠組みを求めたりするようになったりしているほか、教育当局や政府に対する信頼度が向上したり、他の人の献身的な働きに感謝を示すようになったりしている。ロイター通信が24日付で報じた。 グローカリティーズの研究者は、ウイルス感染が拡大した期間中、隔離措置が講じられたことで、人々の態度や意識に大きな変化が生じたと分析している。研究者は、中国各地で都市の封鎖措置が講じられ始めた2月5日を分岐点とし、その前と後を比較した。すると、2月5日以前は、回答者の48%が「自由が与えられすぎると、人はそれを乱用する」と考えていたものの、2月5日以降は、その割合が59%に上昇した。また、マナーや規則を重視する人の割合は67%から79%に、教育当局を信頼している人の割合は71%から82%に、公務員を信頼している人の割合は55%から70%にそれぞれ上昇した。 感染が世界中に広がったのを受け、たくさんの国に支援物資などを寄贈したアリババグループ創業者である馬雲(ジャック・マー)氏に対し、中国の人々の好感度が大幅にアップしたことは注目に値する。その他、調査によると、感染流行により、中国人は予防策のほか、個人の所得や児童福祉などをより重視するようになり、さらに、時間の大切さをより実感するようになっている。 グローカリティーズの責任者Martijn Lampert氏は、「隔離された状況下では、人々は同胞、特に、ウイルスとの闘いの第一線に立つ人々をより貴重な存在と見るようになる。それは、おそらく人に共通の感情で、中国以外の国の人々も感染流行を経験した後、集団主義に対する意識が高まるだろう。感染流行を背景に、全ての国の慈善活動家や企業には、政府や医療関係者、コミュニティが人の命を守り、危機に対応し、社会を立て直すのに介入し、協力する機会がたくさんある」と指摘している。(編集KN) 「人民網日本語版」2020年3月26日 |
「新型肺炎流行で中国人の感謝の念深まる」 オランダ調査会社調査
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