6月27日24時の時点で、北京の宅配便配達員10万4807人が、PCR検査の結果、新型コロナウイルス「陰性」と確認された。中央テレビニュースが報じた。
6月19日から、北京市では郵政当局と宅配企業が第一線で働く従業員全員を対象に、PCR検査を受けるよう手配。企業・区域別に検査ポイントを設置し、予定通りに検査が終了した。
宅配業従事者の李傑さんは、「検査を受けるというのは、自分だけでなく、お客さんを守るため。毎朝、仕事の割り振りを行う前に、営業所で業務員の体温を測り、防護グッズを提供している。宅配車両にもハンドソープや使い捨ての手袋、マスクを常備している」と話す。
現在、北京の感染状況は依然として複雑で、感染拡大防止対策も重要な最大の山場を迎えている。そんな中、宅配企業は、感染防止対策をしっかりと講じると同時に、生活物資をスムーズに配送できるよう全力で取り組んでいる。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年6月30日