韓正中共中央政治局常務委員(副総理)は16日、北京市・天津市・河北省協同発展指導グループ会議を開いた。
韓氏は、「北京市・天津市・河北省の協同発展は習近平総書記が自ら計画し、手はずを整え、推進している国家戦略だ。第14次五カ年計画期間(2021年-25年)に、常に北京市の非首都機能の分散という『要』をしっかりと押さえ、先見性ある全体的な計画を強化し、北京市・天津市・河北省の協同発展が新たな進展を遂げ続ける後押しをする必要がある」と指摘。
さらに、「一体化した交通インフラ整備を加速し、『軌道上の北京市・天津市・河北省』を構築し、地域道路網を整備し、北京市・天津市・河北省の空港群と港湾群の管理水準を高める必要がある。北京の非首都機能の分散を着実かつ段階的に進め、インセンティブと規制の政策システムを整備する必要がある。高い質と基準で雄安新区の建設を推進し、計画に厳格に従い重大事業の建設を秩序よく推進し、北京の非首都機能分散事業に対する支援保障を強化し、生態環境の保護、特に白洋淀の保護と対策に力を入れる必要がある。北京副都心の収容力を高め、公共サービス関連機能を最適化・整備する必要がある。通州区と北三県の協同発展を支持し、交通、環境保護、産業、公共サービス分野の協同発展における新たなブレイクスルーの実現の促進に力を入れる必要がある。天津市の産業発展の比較優位性をしっかりと発揮し、天津北方国際海上輸送ハブの建設を加速する必要がある」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年3月17日