習近平国家主席は21日夜、テレビ会議形式で開かれた第15回G20首脳会議の第1段階会議に北京で出席し、重要談話「力を合わせて感染症と闘い、共に未来を創る」を発表した。習主席は、「G20は『共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う』原則に従い、多国間主義、開放・包摂、互恵協力、そして時代に合わせて進むことを堅持し、ポストコロナ時代の国際秩序とグローバル・ガバナンスの面でさらに大きなリーダーシップを発揮するべきだ。中国は各国と互いに尊重し合い、平等互恵で、平和的に共存し、共に発展し、人類運命共同体の構築を共に後押しすることを望んでいる」と強調した。新華社が伝えた。
また、習主席は、「現在もなお感染は拡大し、国際構造の変化が加速し、一国主義と保護主義が強まり、世界の産業チェーンとサプライチェーンが打撃を受けている」と指摘。G20が一層力を尽くすべき取り組みとして(1)感染症対策のグローバル・ファイアウォールを構築する(2)世界経済の運営を円滑化する(3)デジタル経済の推進作用を発揮する(4)さらにインクルーシブな発展を実現することを提案した。
さらに、習主席は、「G20は『共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う』原則に従い、多国間主義、開放・包摂、互恵協力、そして時代に合わせて進むことを堅持し、ポストコロナ時代の国際秩序とグローバル・ガバナンスの面でさらに大きなリーダーシップを発揮するべきだ」と強調。(1)国連中心の国際体制を強化する(2)経済グローバル化のガバナンス・フレームワークを整備する(3)デジタル経済の健全な発展を推進する(4)グローバルな試練への対処能力を向上することが必要だとした。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年11月23日