江心嶼にある在温州英国総領事館跡地(撮影・鄧潔)。
中国の景勝地を訪問しオンラインで紹介するイベント「Daka China」に参加した中国国内外の「ネットの達人」らが20日、浙江省温州市の人気観光スポット・江心嶼を訪れた。
温州の江心嶼と、福建省厦門(アモイ)の鼓浪嶼、東山県の東門嶼、台湾地区の蘭嶼は、中国の「四大名嶼」と称されている。江心嶼は、温州市の北に流れる甌江の中流に位置し、周囲は川に囲まれている。市内から連絡船に約15分乗ると、この島に着く。島には樹木が茂っており、「天然の酸素バー」のような環境だ。
江心嶼には、1894年に建設された在温州英国総領事館跡地がある。これは温州に条約港があった歴史的証拠だ。
美しい島を通して都市の魅力を感じることもできる。モーリシャス人医師のSumayyahさんは、12年前に中国に留学し、同じく医師の夫であるパキスタン人のHosanyさんと温州の国際病院に勤務している。温州での生活を満喫しているHosanyさん夫婦は、「この都市の気候は温暖、湿潤で、生活のリズムも大都市ほどスピーディではない。ここでの仕事、暮らしはとても楽しい。中国には美しい都市がたくさんある。中国文化をPRする活動にできるだけ参加して、一人でも多くの外国人が美しい中国を知ることができるようサポートしたい」と語る。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年11月25日