新型コロナウイルスの起源解明にあたる世界保健機関(WHO)の国際専門家チームのメンバーで、デンマーク・コペンハーゲン大学のThea Kølsen Fischer教授は22日、デンマーク紙「ポリティケン」の取材に対し、専門家チームが最近武漢で行った新型コロナウイルスの起源解明に関する意見交換や協力を故意に歪曲して報道したとして、一部の西側メディアを批判。武漢では期待を上回る成果を得られたと指摘した。新華社が伝えた。
Fischer教授は、「武漢では生データを得られなかった」とする米紙ニューヨーク・タイムズなど西側メディアの報道に反論。「武漢視察は多くの面で期待を上回った。中国側は十分な準備をし、数多くのデータを提供した。専門家チームはこうしたデータと文書に基づき話し合いを行った」とした。
Fischer教授は、「国際専門家チームは中国側専門家と同じテーブルにつき、重要な議題を話し合った。互いの見解と能力を尊重し合い、短期間内に重要な成果を得た。これはとても長い旅の重要な第一歩であり、良いスタートでもあった」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年2月24日