台風14号は、佐渡の北西250キロの海上を、北東へ時速40キロ、少し加速をしはじめています。
スピードをアップするということは、進行方向の右側で風が強くなるということです。7日夜中過ぎから8日の明け方にかけて、北海道南部に再び上陸して、8日いっぱい北日本方面は大荒れということになります。
今後の台風の動きですが、予想図の15メートルの強風域に関東も一応入っています。この15メートルの強風域の中では、時折、瞬間的には20メートルを超えるようなこともあります。実際に日本海側の北部では20メートルという風の予想が出ています。そしてその後、おそらく北海道南部に上陸して内陸を進んでいくものと思われます。
今回、雨量も多くなって、特に北日本ではこれから100から150ミリくらい、太平洋側の西部で230ミリと、けっこう量的にも多くなります。しかも、あまり豪雨に慣れていない地域でしょうから、雨に対する警戒が特に重要かと思います。今後の気象情報に十分ご注意ください。