世界的な原油価格高騰の影響で、レギュラーガソリン1リットル当たりの小売価格が、全国平均で13年ぶりに130円台に乗りました。
石油情報センターが発表した石油製品市況の週動向調査によりますと、レギュラーガソリンの全国平均価格は、5日現在で1リットル130円ちょうどとなり、1週前より1円30銭値上がりしました。
石油元売り各社が9月出荷分の卸売価格を2円から2円30銭程度値上げしたためで、130円台は1992年1月以来、13年ぶりです。
ハイオクガソリンも1円40銭高い141円20銭、軽油も1円20銭値上がりして105円80銭になりました。
アメリカを襲った大型ハリケーンの影響で、原油価格は今月に入ってさらに高騰していますが、石油情報センターでは「9月中は今の水準で推移するのではないか」と予測しています。