陸上はマラソン・駅伝シーズンを迎えた。マラソンは来年12月にカタールのドーハで開かれるアジア大会の代表(男女各2人)争いがあり、男子は福岡国際▽東京国際▽びわ湖毎日、女子は東京国際▽大阪国際▽名古屋国際の各3大会が選考会となる。男子の東京国際は07年から3万人規模の「東京マラソン」に移行するため、男子トップ選手のみの大会としては06年が最後となる。
全日本実業団対抗駅伝は男子が第50回、女子が第25回の記念大会で、例年より出場チーム数が増えてにぎやかなレースとなる。
4月1、2日には世界クロスカントリー選手権がアジアで初めて、福岡・海の中道海浜公園で開催される。アフリカ勢が非常に強い種目だが、日本も開催国として上位進出を目指す。代表は3月の福岡、千葉の国際クロスカントリーの成績により選出される。【石井朗生】