日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が21日、2016年夏季五輪招致に立候補する意向を示している福岡市を訪れ、同市役所で山崎広太郎市長と会談した。
竹田会長は1995年にユニバーシアード、2001年に世界水泳選手権を開催した福岡市の実績を評価し、「能力は十分持っているので、国内はもとより海外にも勝てるような質の高い開催計画を作ってほしい」と話した。
国内では東京都も招致に名乗りを上げているが、山崎市長は「東京に勝つかどうかではない。世界に通用する新しい五輪を提案したい」と意気込みを述べた。
(時事通信社)