トリノ冬季五輪組織委員会などが22日、ローマでイタリア国内での聖火リレー概要を発表し、02年ソルトレークシティー冬季五輪、04年アテネ五輪のイタリアの金メダリスト全員がリレーに参加することになった。
聖火は今月27日にギリシャのオリンピアで採火され、国内リレーは12月8日にローマでスタート。チャンピ大統領から最初の走者、アテネ五輪男子マラソン金メダリストのステファノ・バルディニに引き継がれる。同日にはバチカン市国を通過し、ローマ法王が祈りをささげる。
国内140都市のほか、冬季五輪開催地のアルベールビル(フランス)など隣接国の都市も回り、開幕前日の2月9日にトリノに入る。
また、イタリア・オリンピック委員会は、同国選手団の旗手にフィギュアスケート女子のカロリナ・コストナーの起用を発表した。(ローマ共同)